保険相談に行く前に準備しておきたい3つのこと|効率よく希望に合ったプランを見つけるために

「保険を見直したいけど、どう選んでいいかわからなくて」

「ネットで調べたけどわからなかったので、保険相談に行ってみようと思いました。」

相談するきっかけを聞いたときによく言われる言葉です。

保険相談は無料で利用できるサービスが多く便利です。準備なしで行って全く問題ないですが、

準備なしで行ってしまうと「言われるがまま契約してしまった」という失敗談も少なくありません。

この記事では、保険相談に行く前に準備しておきたい3つのことを解説します。

少し整理してから臨むだけで、相談がぐっとスムーズになり、自分に合ったプランを見つけやすくなりますよ。


目次

1. 家計とライフプランを整理する

まずやっておきたいのは、家計と今後のライフプランをざっくり整理することです。

  • 毎月の収入と支出
  • 現在の貯蓄額
  • 今後のライフイベント(結婚・子ども・住宅購入・老後など)

これらをメモに書き出しておくだけで、相談員が必要な保障額を提案しやすくなります。

例えば、独身で実家暮らしなら「死亡保障」はほとんど不要かもしれませんが、小さなお子さんがいる家庭なら教育資金に備えた「死亡保障」が重要になります。

家計とライフプランを整理しておくことは、自分にとって本当に必要な保険を見極める第一歩です。


2. 公的保障やすでに加入している保険を確認する

次に、公的な保障やすでに入っている保険を確認しましょう。

日本には高額療養費制度や傷病手当金、万が一のときの遺族年金など、公的保障が整っています。

また、会社員であれば福利厚生として「死亡保険」や「医療保障」がついているケースもあります。

さらに、すでに医療保険やがん保険に加入している場合は、その保障内容を把握しておくことが大切です。

「似たような保障を二重に契約していた」「不要な特約にお金を払っていた」といったムダを避けられます。


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3. 相談の目的と優先順位を決める

保険相談を有意義にするためには、「何のために相談に行くのか」をはっきりさせておくことが大切です。

  • 保険のことはよくわからないので、基本的なことから確認したい
  • 医療保険を見直したい
  • 老後資金を効率よく準備したい
  • 子どもの教育資金を確保したい

保険について詳しく調べる必要は特にありません。疑問に思うことをそのまま質問するだけで良いです。

ただし、目的が曖昧なまま相談に行くと、営業トークに流されて自分に必要のない保険を勧められる可能性も。

優先順位を決めておけば、相談員にも意図が伝わりやすく、具体的で比較しやすいプランを提示してもらえます。


保険相談を有意義にする3つのコツ

準備ができたら、相談当日にも意識しておきたいポイントがあります。

  1. 複数社のプランを比較すること
  2. その場で即決せず、持ち帰って冷静に検討すること
  3. わからない点は必ず質問すること

この3つを守るだけで、「言われるがまま契約してしまった…」という後悔を防ぐことができます。


まとめ

保険相談は、準備次第で結果が大きく変わります。

  • 家計とライフプランを整理する
  • 公的保障と加入中の保険を確認する
  • 相談の目的と優先順位を決める

この3つを押さえておけば、効率よく希望に合ったプランを見つけやすくなります。

保険選びで迷っている方は、まず自分の状況を整理するところから始めてみてくださいね。

整理するのが大変な場合は、そこから相談して大丈夫です。気軽に利用して自分に合ったプランを見つけましょう。

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この記事を書いた人

保険えらびはもっとかんたんにできる。

こんにちは!「hoken-easy」管理人のFP ryoです。
生命保険・損害保険・FP2級・住宅ローンアドバイザー・宅建士・行政書士など、保険や暮らしに関する資格を多数保有合格しています。

これまでに大型乗合代理店に10年以上勤務し保険に関わる相談を2000件以上経験してきましたが、多くの方が「難しくてわからない」「営業マンに言われるがまま契約してしまった」と悩んでいます。
そんな状況を少しでも変えたいと思い、このブログを始めました。

このブログでは、初心者の方でも「自分に合った保険」をスムーズに選べるよう、分かりやすく発信しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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